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Column
2023.04.12
【代表コラム】自力だけに委ねずに、「つながり」の中で元気になっていく

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沈んでしまったとき

私は大学時代に半年近く家に引きこもっていた経験があります。昼間はずっと寝ていて、夜になるとぷらぷらと夜のまちを散歩していました。当時住んでいた一人暮らしの家は海も近かったので、コンビニで安いワインを買って朝まで1人で海岸で飲んだりしていました。そして、夜が明けるとまたとぼとぼ家に帰って寝る。そんな毎日です。

最初はとにかく人に会いたくなくて、とにかくとにかく遮断をしていました。電話が鳴っても出ずに留守電のメッセージがたくさんたまっていきました。人と会って元気な顔を見せたり社交する力がなくて、どっぷりとどっぷりと部屋の中に沈んでいました。

最初はちょっとだけ落ち込もうと考えていたと思うのですが、一度沈んでしまうとなかなかそこから抜け出せない力学の中にはまりこんでしまいます。「自力」では元の生活を再開できないことも体感しました。きっかけを自分からつくるのが難しく、良いタイミングで「外から」「他者から」の声掛け・助け・いざないがあったおかげで外に出ることができました。

「外からのきっかけ」は再起動の力

この3年間で停滞したり停止してしまった市民活動・コミュニティ活動も、いざ再開しようと思っても、気持ちも関係性もしぼんでしまっていて、思うように再起動できないという状況は多いのではないかと思います。一度そうなると自力で這い上がるのはなかなか難しく、そんな自分(たち)に嫌気が差してきます。無力感が増していき、あきらめムードも漂います。

世の中が再開ムードになる中で、いまいち本調子が出ないままで、自分たちだけが取り残されていっているような気持ちになる。その気持ちは言語化するのが難しいから、うまく説明できずに自分の中だけにとどまり滞留する。

私は「外から」「他者から」の声掛け・助け・いざないがあったおかげでまた元気に活動することができました。だからそんな「きっかけ」や「環境」や「場」の効果をすごく信じています。あたたかい受けいれや励ましによって、人間が本来持っている力が引き出されさえすれば、また力強く前に進んでいける。

私たちもそんな再起動につながる「きっかけ」や「環境」や「場」をつくっていきたいですし、全国各地のいろいろなところでそんな場が広がってほしいです。学び合い、磨き合い、エンパワメント(勇気づけ)し合える場のつくり方について詳しく知りたい場合はぜひご連絡ください。

「自力」だけに委ねずに、「場」と「つながり」の中で一緒に元気になっていく。一緒に立ち上がっていくような環境をぜひつくっていきましょう。

CRファクトリー代表 呉哲煥

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