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Column
2015.04.08
コラム「"通り過ぎて行く"インターンスタッフたち」

時々、インターンスタッフにこんな質問をされることがあります。
「呉さんや五井渕さんはずっとCRファクトリーにいて、
 私たちは卒業してしまえばインターン期間は終わりですよね。
 二人ともこんなにコミュニティが大好きなのに、
 寂しかったり辛かったりしないんですか?」

つい先日もその問いを投げかけられたところなので、
今回のコラムは”通り過ぎて行く”インターンスタッフのことをテーマにしてみます。

少し自分の話をすれば、
私は一時期、学校の教師になることを考えていました。
大学一年生には教職課程の単位も取っていましたし、
かなり身を入れて塾講師のアルバイトをしていました。
結果的に教師の道を選ばなかったのは、
まさにこの”通り過ぎて行く”ことへの不安が理由のひとつです。
ひとりひとりに真剣に距離近く向き合って、
感情を揺さぶられたり送り出したりしていくことを
約40年間心をすり減らさずに続けるという自信が持てませんでした。

・・・と思ったのに、いま同じことをやっているわけですね(笑)。
しかし、冒頭の問いに先に答えると、寂しくも辛くもありません。

私はCRファクトリーというコミュニティを”家”のようなものだと思っています。
代表の呉や事業局長の私をはじめとした”家長”がいて、
毎年家には長期のホームステイが来るんですね。9ヶ月とか、人によっては2年ほども。
それぞれの部屋で暮らしながら、家の仕事を一緒に真剣にやることで、
少しずつお互いに仲間になり、”家族”になっていく。
そしてホームステイの期間が終わると、みんな独立して新たな社会に旅立っていく。

残り続ける”家長”としては、いつでも帰って来ていいよ、と思っています。
時々しんどくなることもあるだろうし、楽しく笑い合える場所が必要なこともあるだろう。
ただそこにいるだけで居場所を感じる、あたたかさに触れたくなる時もあるよね。
リビングで一緒にお酒を飲んだり、たまにどこかに遊びに出かけよう。
もし家の仕事をまた手伝いたくなったら、もちろん一緒にやろう。
何かあったら、何もなくても、いつでも顔を出すのだよ。
ここはあなたの”家”で、私たちが一度”家族”になったことはこれからも変わらないのだから。

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そんなふうに考えているので、寂しくも辛くもありません。
ただ願わくば、それぞれに自分の”家”をつくっていってほしいとは思っています。
それが新しいコミュニティをつくるということで、
周りの人々、仲間や家族、自分自身の幸せを増やしていくことにつながっていくのでしょう。

   (事業局長 五井渕 利明)

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