人とのつながりを失うことで、
自殺・うつ・虐待が増え続ける社会。
けれど、あたたかいつながりがあれば、
孤独は支えに変わる。
私たちCRファクトリーは、
“誰もが居場所と仲間を感じられるコミュニティ”を
社会に広げていきます。
現代日本社会には、自殺者約2万人、うつ約100万人、児童虐待相談約20万件、孤独死約3万人、ひきこもり約100万人など、深刻な社会課題が山積しています。子ども・若者の不登校や高齢者の孤立、社会の格差や貧困など、あらゆる世代で“生きづらさ”が広がっています。
こうした課題の根底には、「つながりの希薄化」と「コミュニティの弱体化」があると私たちは考えます。長年支え合いの基盤となってきた「血縁(家族)」「社縁(職場)」「地縁(地域)」が、社会の変化とともにゆっくりと崩れ、「共助」「互助」の社会システムが衰退してしまったのです。
その結果、人々は孤独や孤立を深め、自殺やうつ、児童虐待、ひきこもりといった課題が顕在化しています。私たちは、社会の基本構造を転換し、「つながり」と「コミュニティ」が豊かな社会の実現を目指しています。
自分が自分らしく居られる居場所がある
楽しくて、ほっとできて、心が元気になる居場所がある
一緒に人生を楽しんでいける仲間・つながりがある
何かあったときに、頼れたり、助けを求められる仲間・つながりがある
そんな居場所や仲間やつながりがあるから、
人生が充実して、生きることへの前向きな気持ちが湧いてきて、明日が楽しみになる。
そのとき、孤立や息苦しさや生きづらさは減るのではないか。そうやって人が満たされたとき、人に優しくなれて、寛容になれて、悲しい争いや対立は減っていくのではないか。暴力や虐待や排除も減るのではないか。
このような「コミュニティ」「つながり」「居場所」の力を信じて、それを社会の中で最大化させていくことが私たちの使命です。「すべての人が自分に合ったコミュニティとつながりに恵まれながら幸せに生きる社会」を実現することが私たちの究極のビジョンです。
「つながりの希薄化」や「コミュニティの弱体化」が進んだ現代社会では、孤独や孤立が深まり、さまざまな社会問題が噴出しています。血縁・社縁・地縁といった従来の関係性に戻ることは難しく、今求められているのは、現代的・未来的なつながりの再構築です。
NPOや市民活動、こども食堂、オンラインサロンや推し活など、すでに“選択縁”による新しいつながりが各地で芽吹き始めています。人々が「興味・関心」や「志」でつながるこれからの社会では、「ソーシャルキャピタル（社会関係資本）」や「共同体感覚」が重要なキーワードになります。
CRファクトリーは、これからもコミュニティとつながりが豊かな社会を目指して、実践・支援・研究を続けていきます。
グローバリゼーションの荒波、テクノロジーの急速な進化、金融資本主義によるお金・利益重視の価値観などによって、一人ひとりの人間性（ヒューマニティ）が後景に下がりがちな現代社会ですが、次の時代の波として「コミュニティ」と「つながり」が豊かな社会を創り出し、「人間性（ヒューマニティ）」や「幸福（ウェルビーイング）」が中心・前景になる社会を創り上げていきたいと思います。ご期待・応援いただくと共に、ぜひこの社会をつくっていく仲間としてご一緒ください。
