自分に合ったコミュニティとつながりに恵まれたとき、
人はイキイキさや幸福感を持って
生きていくことができます。
コミュニティとつながりが
希薄化・弱体化している現代社会だからこそ、
良いコミュニティを増やしていくことが
豊かな社会への道だと考えます。
コミュニティの定義は一般的には多岐にわたりますが、CRファクトリーが提唱する「コミュニティマネジメント」とは、NPOや市民活動、地域活動、サークル活動などの団体・組織を“コミュニティ”と捉え、それらを円滑に運営するための方法論のことをいいます。
2005年の設立以来、私たちは数多くの“コミュニティ” = 非営利組織や市民活動の運営支援に携わってきました。
その中で、多様な人々がかかわるコミュニティをよりよく運営するための知見・ノウハウを蓄積してきました。
こうした非営利組織や市民活動・ボランタリー組織では、会社組織や企業とは異なり、多くのメンバーが必ずしも給与や契約で結びついているわけではありません。コミュニティにかかわる主な動機は、お金ではなく、志や興味・楽しさ・共感といった感情的な要素が大きくなります。それゆえに、こうしたコミュニティには以下のような特徴があります。
熱心に活動する人もいれば、日々の忙しさの中で関与が薄れる人もいます。
年齢や職業、ライフスタイルが異なるさまざまな人々がかかわります。
ライフステージの変化や環境の変化により、メンバーの出入りが頻繁に発生します。
近年では企業組織にもこうした傾向が見られますが、非営利組織・市民活動のようなコミュニティでは特にその影響が顕著です。そのため、一般的な企業のマネジメント手法がそのまま適用できるとは限らないのです。
CRファクトリーは、地域の市民活動やサークル活動の現場に深く関わりながら、20年近くにわたり、このような団体・組織に適したマネジメント手法を研究・開発してきました。
その詳しい知見は『コミュニティマネジメントの教科書』にすべてまとめています。ぜひ一度、ご一読いただけると嬉しいです。
みんなで読み合い、知見を深め合う「教科書読書会」も開催しています。
そしてさらに「コミュニティ運営がうまくなりたい」「自団体の運営課題を解決したい」といった具体的な目標がある方には、『コミュニティマネジメント塾』のご受講をおすすめします。
コミュニティマネジメントをじっくり体得するのみならず、受講生同士のつながり・ネットワークが生まれ、コミュニティ活動を力強く推進していく原動力になると大変ご好評いただいています。
コミュニティ運営が楽しくなり、コミュニティ活動が活発になり、人と人とがつながり、ひとりひとりの日々の喜びや幸せにつながっていく。CRファクトリーは、そんな社会の実現のため「コミュニティマネジメント」の考え方を広げていきたいと考えています。
